YouTube 収益はいくら?再生回数別の目安と収益化の条件【2026】
YouTube 収益の目安を再生回数別に解説。RPM 中央値は約2.30ドル。収益化の条件と8,000円の支払い基準、税金まで、実在300チャンネルのデータ付きです。
YouTube 収益は、1,000回再生あたり平均で約2.30ドルです。300の実在チャンネルの YouTube Studio データを集めた調査の中央値で、1ドル=150円(例)で計算すると1,000回再生で約345円、100万回再生で約34万5,000円になります。ただしジャンルによって差が大きく、子ども向けは0.33ドル、教育ジャンルは10.22ドルでした。
もう一つ大事なのは、YouTube パートナー プログラム(YPP)に参加していないチャンネルには1円も入らないことです。この記事では、YouTube 収益の仕組み、再生回数別の目安、収益化の条件と2027年からの変更点、振り込みのタイミング、税金の注意点、そして私たちのチャンネルの実例をまとめます。
YouTube 収益の仕組み:広告収入の55%がクリエイターに
YouTuber 収入の大部分は、この広告収益です。YouTube は「1再生いくら」で払っているわけではありません。動画に表示された広告の売上の一部を、クリエイターに分配しています。そのため、何回再生されたかだけでなく、広告がどれだけ表示されたか、視聴者がどの国にいるか、動画のジャンルは何かで収益が変わります。
公式の分配率は次のとおりです。
- 通常の動画(長尺): 広告の純収益の55%がクリエイターの取り分です。
- ショート動画: ショートフィードの広告収益は毎月プールされ、各チャンネルに視聴回数に応じて配分されます。そのうち45%がクリエイターの取り分です。
- YouTube Premium: 有料会員の会費の一部も、視聴時間に応じて分配されます(長尺55%、ショート45%)。
収益を見るときは、2つの言葉を区別しておくと分かりやすくなります。
- CPM: 広告主が広告1,000回表示に払う金額。YouTube の取り分を引く前の数字です。
- RPM: クリエイターが実際に受け取る、1,000回再生あたりの収益。「YouTube 収益 目安」を考えるときに使うのはこちらです。
ジャンル別の YouTube 収益目安(1,000回再生あたり)
もっとも信頼できるデータとして、AIR Media-Tech が2025年5月〜2026年5月に300チャンネルの YouTube Studio を分析した結果を紹介します。全体の RPM 中央値は2.30ドルでした。

教育ジャンルは中央値の4倍以上、子ども向けはかなり低めです。広告主は、何かを学ぼうとしている人や、買う前に比較している人に届けるために、より高い金額を払うからです。
注意: この調査は世界全体の数字です。視聴者が主に日本国内のチャンネルでは、RPM が異なる場合があります。あくまで目安として使ってください。
再生回数別:YouTube 収益はいくら?
RPM 中央値の2.30ドル、1ドル=150円(例)で計算します。実際の計算ではその日の為替レートを使ってください。
| 再生回数 | ドル(RPM 2.30) | 円(1ドル=150円の例) | 教育ジャンル(RPM 10.22) |
|---|---|---|---|
| 1万回再生 | 23ドル | 約3,450円 | 102ドル |
| 10万回再生 | 230ドル | 約3万4,500円 | 1,022ドル |
| 100万回再生 | 2,300ドル | 約34万5,000円 | 10,220ドル |
| 1,000万回再生 | 23,000ドル | 約345万円 | 102,200ドル |
計算式はいつも同じです。
再生回数 ÷ 1,000 × RPM = 受け取る収益
たとえば「YouTube 10万回再生の収入は?」なら、中央値で約3万4,500円です。「100万回再生でいくら?」なら約34万5,000円。子ども向けなら5万円前後、教育ジャンルなら150万円を超えることもあります。
自分のチャンネルの YouTube 収益計算の方法
YouTube 収益 計算サイトを使わなくても、計算は簡単です。YPP に参加したあとは、YouTube Studio のアナリティクス → 収益で自分の RPM を確認できます。参加前に見積もるなら、次の手順で計算しましょう。
- 直近28日間の通常動画の再生回数を調べる
- 1,000で割る
- 自分のジャンルに近い RPM(上のグラフ)を掛ける
例:28日で4万回再生、ゲームジャンル(RPM 2.05ドル)なら、40,000 ÷ 1,000 × 2.05 = 82ドル(1ドル150円で約1万2,300円)です。
YouTube ショートの収益はいくら?
ショート動画は、1,000回再生あたりの収益が通常動画よりかなり低くなります。広告はあなたのショートの「中」ではなく、ショートとショートの「間」に表示され、その売上を全クリエイターで視聴回数に応じて分けるからです。ライセンス音楽を使った場合は、分配の前に音楽の権利者への支払いが差し引かれます。
さらに2027年2月1日から、ショートの収益分配を受けるには直近90日間で有効なショート視聴回数1,000万回が必要になります。これを下回っても YPP からは外れず、通常動画の収益は受け取れます。
ポイント: ショートは「入口」として使い、通常動画へ視聴者を連れてくるのが効率的です。長い動画から一番いい部分を切り出すなら、YouTube 動画カットで縦型9:16のショートを作れます。
YouTube 収益化の条件(2027年からの変更点)
YouTube が広告収益を払うのは、YouTube パートナー プログラム(YPP)に参加しているチャンネルだけです。「YouTube収益化条件」や「ユーチューブ 収益化」で調べている方が知りたいのは、ここだと思います。現在の YouTube 収益化の条件は次のとおりです。
- チャンネル登録者1,000人+直近12か月の公開動画の総再生時間4,000時間、または
- チャンネル登録者1,000人+直近90日間のショート視聴回数1,000万回
このほか、YPP が利用できる国に住んでいること、コミュニティ ガイドラインの違反警告がないこと、Google アカウントの2段階認証を有効にしていること、AdSense アカウントをリンクしていることが必要です。

YouTube は2026年8月10日に、2027年2月1日から新しく参加するチャンネルの条件を次のように変えると発表しました。
- 直近365日間の有効な総再生時間8,000時間、または
- 直近90日間の有効なショート視聴回数2,000万回
すでに YPP に参加しているチャンネルは、この新しい参加条件の対象外です。今の条件に近いチャンネルは、2027年2月1日より前に申請したほうが有利です。
YouTube 収益化のやり方(申請の手順)
- パソコンで YouTube Studio を開く
- 左のメニューから収益化を選ぶ
- 条件を満たしていれば申請できるので、規約を確認して同意する
- AdSense アカウントをリンクする(新規作成も可)
- 審査を待つ。他人の動画をそのまま転載した動画が多いと、審査に落ちる原因になりやすい
「YouTube 収益化は難しい」と言われるのは、この条件と審査があるからです。特に2027年からは、新しいチャンネルにとってハードルが上がります。
YouTube 収益はいつ振り込まれる?
収益は月に一度、YouTube 向け AdSense を通じて支払われます。

- 毎月7〜12日に、前月の収益が確定して残高に反映されます。
- 20日の時点で、残高が支払い基準額に届いている必要があります。円建てのアカウントでは8,000円です。
- 21〜26日に Google が支払いを実行し、数営業日で口座に届きます。
8,000円に届かなかった月の収益は消えず、翌月以降に繰り越されます。
YouTube 収益の税金と確定申告
税金で気をつけたい点は2つあります。
- アメリカの源泉徴収: Google はアメリカの視聴者から得た収益に対して米国の税金を差し引きます。率は0〜30%で、住んでいる国と米国との租税条約によって変わります。AdSense で税務情報を提出しておきましょう。提出していないと、世界全体の収益の最大24%が差し引かれる場合があります。
- 日本の確定申告: 国税庁によると、給与を1か所から受けている会社員は、給与以外の所得の合計が年20万円を超えると確定申告が必要です。
注意: この記事は税務アドバイスではありません。具体的な手続きは税理士や税務署に相談してください。
私たちのチャンネルの実例:1,033回再生で0円
私たちのチャンネルでは、2026年10月16日に21.3秒のショート動画を公開しました。6日間で1,033回再生、平均視聴時間は24秒。動画の長さより長いので、何度も繰り返し見られたことになります。
YouTube からの収益は?0円です。チャンネルがまだ YPP に参加していないので、この再生回数から広告収益は発生しません。仮に参加していても、ショート1,000回再生の収益は数円程度です。
「YouTube 収益はいくら?」という表が教えてくれないのはこの部分です。まずは収益化の条件までチャンネルを育てる期間があり、その間の収入は企業案件、アフィリエイト、自分の商品などから得ることになります。
登録者数別の YouTube 収入:10万人・100万人ならいくら?
YouTube は登録者数に対してお金を払っていません。収益を生むのは、広告が表示された再生です。登録者100万人でも投稿が少なければ、毎週投稿している登録者10万人のチャンネルより収入が少ないこともあります。
見積もるなら、月間の再生回数に RPM を掛けます。たとえば通常動画が月50万回再生、RPM 2.30ドルなら月約1,150ドル、1ドル150円で約17万円(税引き前)です。
YouTube 収益を増やす5つのコツ
- 広告単価の高いジャンルを選ぶ: 教育、金融、テクノロジーは RPM が高めです。
- 内容に合えば8分以上の動画にする: 8分を超えると動画の途中にも広告を入れられます。
- 検索される言葉を使う: YouTube タグ生成ツールで、動画のテーマからタグ候補を出せます。
- 説明文とチャプターを整える: 概要欄ジェネレーターとチャプター作成ツールを使うと、視聴者も YouTube も動画の中身を理解しやすくなります。
- 広告だけに頼らない: メンバーシップ、スーパーチャット、アフィリエイト、企業案件は、小さなチャンネルでは AdSense より大きな収入になることがあります。
まとめると、YouTube 収益の目安は通常動画で1,000回再生あたり数ドル、ショートはそれよりかなり少なめです。収益が入るのは YPP に参加したチャンネルだけで、2027年2月1日からは新しいチャンネルの参加条件が厳しくなります。
よくある質問
YouTube 収益は1再生いくらですか?
300チャンネルの調査では、1,000回再生あたりの RPM 中央値が2.30ドルでした。1再生あたり約0.0023ドル、1ドル150円なら約0.35円です。ジャンルによって0.33ドルから10.22ドルまで差があります。
YouTube 100万回再生の収入はいくらですか?
RPM 中央値2.30ドルなら約2,300ドル、1ドル150円で約34万5,000円です。子ども向けジャンルでは5万円前後、教育ジャンルでは150万円を超えることもあります。ショートはかなり少なくなります。
YouTube 収益化の条件は?
現在はチャンネル登録者1,000人と、直近12か月の総再生時間4,000時間または直近90日のショート視聴回数1,000万回です。2027年2月1日からは、新しいチャンネルに総再生時間8,000時間またはショート2,000万回が求められます。
YouTube 収益はいつ振り込まれますか?
月に一度です。20日時点の残高が円建てアカウントで8,000円以上なら、21〜26日に支払いが実行されます。届かない月は翌月以降に繰り越されます。
YouTube の収益に確定申告は必要ですか?
国税庁によると、給与を1か所から受けている会社員は、給与以外の所得が年20万円を超えると確定申告が必要です。具体的な手続きは税理士や税務署に確認してください。
